さて。
今日は、読書と企画小説の直ししかしてなかったな。
『ネジマキチョウチョ』と『Fortune Girl』第二話の直しもしたいけど、企画用小説の〆切が迫ってるから。
さて、『戦闘破壊学園ダンゲロス』、『Are You Alice?』の感想いってみるか。
【希望崎学園新校則提案】以下の者は全て極刑に処す。
●非童貞・非処女
●廊下を走った者
●掃除をサボった者
●服装が乱れた者
●遅刻者
●レイプ犯罪(加害者・被害者とも)
この先、DANGEROUS! 命の保証なし!!Powers BOX 第五弾『戦闘破壊学園ダンゲロス』感想。
舞台は、魔人と呼ばれる異能力者が存在する世界(
ただし、魔人がいる以外は現代日本である)。
私立希望崎学園では、暴力で学園を支配する「番長グループ」と、校則により学園を管理する「生徒会」の対立が激化していた。
そして
ハルマゲドン勃発の日、学園の魔人を殲滅するため送り込まれた「転校生」と、ある組織との四つ巴の戦いが繰り広げられた――。
私は、熱血だけが取り得の勧善懲悪な少年漫画が好きではない。
だから、この物語は好きだ。
少年漫画にエロ・グロ・ナンセンスを取り入れた感じ。
冒頭からして、いきなりレイプシーンで始まる。
「人がゴミのように死んでいく」という評価があったが、私はこれくらいの人死には普通だと思ってる。
しかし、まさか死ぬとは思っていなかった人物まで当然のように死んだのは、ちょっとびっくりした。
恐らく架神さんは意識してないだろうけど、この小説はとてもサービスされた物語だと思った。
エログロは結構好きな人が多いし、冷たくて熱い展開や、どんどん大きくなる殺戮は見ものである。
そのうえ、ただ奔放に、何も考えず殺戮シーンを書いてるわけじゃない。
これは私が特に気に入ったことなのだけど、戦っている両者にある正義だとか、二転三転するキャラのイメージ(
こいつはいいヤツだとか、悪いヤツだとか)がよく書き込まれている。
あと、随所に仏教的要素が見られるね。
例えば、魔人は妄想を認識する――要するに妄想していたことを現実に「できる」と実感することによって、能力を発動させる。
そのあたりが、
色とか、
唯識っぽいなと思った。
難解なことだから考えることを放棄したけれども。
この小説の欠点は、長さかな。
真ん中まで決戦シーンが延長されていたりして、やきもきしたのも事実。
癖の強い本だから万人には勧められないが、夢中になれる人はどこまでも夢中になれると思う。
一、二巻まではよかったのだけど、今回はあまり楽しめなかった。
物語が二転三転しすぎで、読む気が殺がれる。
原作のラジオドラマではそうでもないのかな?
とりあえず、白ウサギは可愛くてカッコイイ。
正直、白ウサギが出てきただけで満足していた。
確かに耳をもふもふしたいぞ――!
コメ返。
ヒプホさんラッキョウをむいたら、ラッキョウだった! みたいなのですか。
というより、アイデアが堂々巡りなんじゃないでしょうか。
まあ、喫茶店にするくらいしか役にたたなかった、というのもあるんでしょうが。
1/75さんコメントありがとうございます。
美容院が潰れて、美容院――。
その後ろにも美容院――?
なんだか、また潰れそうな雰囲気ですねえ。
スポンサーサイト