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男子にも勧められる

昨日は安眠できた。
そのお陰か、久しぶりに八時に起床することができた。
いつもは九時ないし、遅いと十時に起きたりするんだよね。

今日は『Fortune Girl』第二話の直しを始めたりして、活動的なことはほぼなかった。
と思いきや、途中で放り投げて喫茶店まで行ったりしていたのだった。
そこで、『バカとテストと召喚獣』を読み終えた。

骨董品が陳列する喫茶店でラノベ読むって、なかなか乙なものだな。
周囲はノスタルジア、目の前はエンターテイメント。
あと、イラストがついているのを他人に見られないようにするのがスリリングだったり。
ラノベ読むのは恥ずかしいわけじゃないけど、やっぱ空気的に、ね。

というわけで今日はバカテスと、とある少女漫画の感想。


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(2007/01/29)
井上 堅二

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去年これのアニメを視て、ものすごく下らなかった覚えがある。
けれども、原作はよかった。
アニメオリジナルのストーリーつくる風潮って、どうかと思うんだよね。

というか、ラノベとしてはよく出来ている。

文章は「純文芸」しか読んだことのないひとからは批判喰らうかもしれないけれど、思ったよりしっかりしてる。
ただし、一人称である必要があるのか、と思ったのも事実。

本作は一応バトルものらしいけれど、バトルの描写は薄いように思える。
けれども小説でバトル描写したって、大して面白くないんだよね。
これではそれをカバーするように、頭脳戦的な部分が見受けられる。
そこが案外醍醐味だったり。

というより仮に作者がそれを狙っていたのであれば、それは小説として大正解。
まさか、ラノベにこういう伏線が張ってあるとは思わなかった。

ふと思ったんだけどさ、ラノベの文章って描写を細かくしなきゃいけないんだろうか。
ラノベを読んでると、何でここまでダラダラと現状・光景描写してるんだ、って思うことがあるんだよね。
普通に「教室」とか「渡り廊下」とか書けばいいだろう、っていう。
例えば机がどうのこうのと、読者が簡単に想像できそうなところまで描写したり。

バカテスにはそういうのがなかったんだが、これの評価に「場面が想像しにくい」っていうのがあった。
私は、そこまで想像しにくいかあ? と思ったんだけど。
誰のセリフか判らないようなところは、雰囲気で読ませちゃうラノベゆえかな、って。
むしろ簡素な文体で、スラスラ読めた。

そういえばある年輩の先生が、
「僕らの世代はラジオの世代ですからね。喋って説明すれば理解できます。君らはテレビの世代ですからね。見せて説明しなければ理解できません」と、ジュネレーションギャップ埋めれてないようなことを言ってたっけ。
やっぱラノベというのは漫画と溶け合ったようなものだから、細かく描写しなければいけないのかしら。
――それとも、私の先入観?


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遠山 えま

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何だかやけに面白かった。
私はたまに少女漫画を読むのだけど、あまり評価したことはない。
けれどもこれは評価できる。

大まかなスジは、少女漫画の王道をいくものかもしれない。
――普通のどこにでもいる女の子が主人公で、勝手に二人くらいの男の子が好きになってくれて、そのせいで嫉妬されて苛められて男の子が死んで、右曲左折して二人は結ばれるというやつ。

けれど、あまりそういう臭いはしなかったな。
いや、したけれども。
とりあえず、主人公が受身主義じゃないところは好感が持てた。

というか、この主人公は好きだな。
表では恐れられ、裏ではケータイ小説を書いているのだけど、その両方からのキャラ立ちがかなり強い。
しかも弱点を暴かれた時の反応が物凄く可愛い。

そして恋愛描写を勉強するためイケメンの弱点を握り、仮初の恋愛体験をしていくという。
けれども仮初だった筈の恋愛が、最後あたりで大きく動く。
この描写はとても繊細で、ロマンチックだったと思った。
キャラクタが「仮初」と認識している筈なのに。

男子にもお勧めできる。


コメ返


シュウ
たまーにあるのか。
私は半年前まで毎晩だったよ。

まあ、誰でも思っちゃうよね!
言っちゃったら特に私は最後だけど!
頑張って弁当箱から飛び出しなさい。


ヒプホさん
アトピーからそういうことになるんですか。
寝入れなくて体が痒くなったことはあるんですが、そういうのはなかったですね。
――それともあまり不摂生してないからかなあ。

あ~、確かに。
けれどもとやかく言われる前から、こういうことを言っちゃったんですよ。
それは結局、誇りを見せびらかしているようなわけで――。
「俺は虎穴に入ったけど、周りは入ることすら考えてないよなw」といったような。

ただ純粋な驕りなら、自分のことも飯粒とは言わないと思います。


稲羽さん
その後のあとがきは普通だったりしますか?
今はなかなかに上達してる、という話は聞くのですが。

インパクトのクソ強さなら、『コズミック』かなあ、と。
時系列的にどうあれ、シリーズの一番最初ですから。
――けれどもアクが強すぎるかもしれませんね。
やはり『ジョーカー』のほうがいいのでしょうか――。
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非公開コメント

No title

細かく描写>
日頃から妄想・想像をしてる人間だったら、そりゃあ喋ってるだけでも十分想像付きそうですけども、他人の妄想・想像から生まれた物を享受するだけの立場な人からしてみれば、それを養うのは結構面倒なのかもしれません。
そこを拾えるように間口を広げるのか、構わず尖がらせて個性に昇華させて突っ走るかは作り手の自由で。(後者は失敗すればただの自己満足作品に落ちぶれますが

いや、まぁしかしほとんどないライトノベルの読書経験ですが、確かに場面描写が妙に細かいのが気になる作品はとことん鼻に付きますよね。
なんとなく、キャラの心理描写だけに1話使って話を引き延ばす長期連載漫画の煩わしさに近い物を感じます。(面白くないわけではないけど、まどろっこしいっていうか

No title

え?
俺今日は3時ねの11時おきだが←おい
しかも最近は午後2時おきというおまけつき←おぉい

まぁ、アニメはなぁ・・・うん
俺は正直アニメとラノベは別物と意識してるから
そうしないと原作ファンとしての俺がそのアニメを許せなくなるから・・・

それは思う
いらないカットい入れて、それで他のいる部分をカットされたら泣くしかない
原作に忠実で何が問題のあるのだろう
いや、さすがに小説だからこそ出来る伏線、という意味でなら多少の変更は許すが
ま、そもそもしなければいいんだけどね、アニメ化を
でもそれはアル意味タブー(なぜかは察して!)なので心に秘めておく

そこは偏見じゃない?
まぁ、これも俺の偏見だけどさ
ラノベと小説の違いって緩さだと思うんだよね
いい例えだとはおもわないけど(そもそも例えでもないかもしれないが)

ラノベはゆとり教育、つまり自由がある
小説は詰め込み教育、つまりルール厳しい

という俺の偏見
ラノベは名前の通り、軽い小説(LIGHT NOVEL)
つまり誰でも簡単に読めるってことだ
小説はさ、イメージとして堅いイメージがあるじゃん
なんか知識人が読む感じがして読むのがひけるんだよ

で、何が言いたいって、ラノベだから~っていうのがそもそも偏見なわけだ
上で俺がしっかり区別はしているが同じ『文芸』であることに違いはない
ラノベはあくまでも『誰でも読みやすい文芸』であるだけであり小説とは大差ない
書き方だってそう明確な差があるわけじゃないだろう?
何が違うかは文章が違うだけ
現実主義と妄想主義、とでも言い表そうかな
それだけの、いってしまえば意識の違い
だから『ラノベだから描写が~』とか『ラノベなのに伏線が~』とかはただの偏見
本質的には違いなんてない・・・・わけではないだろうが、それでも基本は同じだろう

ま、最近、ラノベはバカでも書ける小説と勘違いしてるバカどもがいるのも事実だが
ただ中二病全開なこと書いてればいいわけじゃねーんだよアホ!

支離滅裂になっていたらごめんなさい

No title

あとがき>
すごく丸くなってますね。
昔の日記を見られるようで恥ずかしい、とも。

バカテス原作は割と頭脳戦・心理戦に重きを置いている気がします。
ロジカルな部分も結構あったりして読み応えありますよ。

細かい描写ですか……。あまり気にしたことないですね。
そもそもそんなに過剰な描写をするラノベに出会っていないというのが現状かも。
むしろ新人のミステリ作家にありがちな、説明不足の方が気になります。
作者は分かっていても、読者は全然理解できませんからね。
それなら細かく描写してくれた方がまだマシです。

No title

おっしゃる通り、バカテスはバトル描写より頭脳戦が醍醐味だと思います。シリーズを読んでいくと、なんとなくそんな感じがします。
あとはギャグでしょうね。
もともとのセンスもあるのでしょうが、ギャグにも相当頭脳を使っていると思いますよ。
1巻ではそうでもないのですが、2巻以降は、よくもまぁ質が衰えないもんだと感心するぐらいハイセンスなギャグを放り込んできます。
笑いのツボなんて人それぞれでしょうから、好き嫌いはあると思いますが。
ただ純文学では絶対にあり得ないラノベならではの手法で笑いを取りにきたりするので、それもまた醍醐味かなと。

ラノベは若年層をターゲットにした読みものですから当然文章は簡素になりますが、普段小説を読まない人にも文字で情景が伝わるようにすることも念頭に置かなければならないので、細かくなる部分はどうしても出てくるんじゃないでしょうか? 簡素と単純は違うと思いますし。
むしろ純文学よりも文章には気を使わないと駄目な繊細さもあるのかもしれません。さすがに言いすぎかもしれませんが。
ただ、バカテスの文章のレベルでも「場面が想像しにくい」と言う人は、さすがに活字に不慣れすぎです。

少女漫画は中高のころ姉の影響でよく読んでたのですが、最近はめっきりですね。今どんな作品があるのかもまったくわかりません。
最後に読んだのはおそらくNANAだったと思います。
同じような展開が何度も続いて飽きたので途中で投げ出しましたが。
プロフィール

千石サクラ

Author:千石サクラ
◆1993年3月30日生。B型。
鳥取県出身、京都市在住。
高校在学中、講談社にて新人賞を三つ受賞する。電子書籍『BOX-AiR』に処女作が掲載され、作家となる。
◆高校を卒業後、上洛する。

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