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神の視点

久しぶりに本屋へ行ったら、道端にこんな看板があった。

捨てないでください

主語ないと、色々想像が膨らむね。


本屋でびっくりしたことが二つ。

まず一つ目は、尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件の犯人である“sengoku38”が、本を出していたこと。
何かのために sengoku38の告白』という本で、著者名は「一色正春」となっている。
比較的読みやすい文章であったし、てっきりそういうライターが書いたのかと思った。
そしたら、どうも本人らしい。

事件起こしてから本出すまでの間が、ちょっと早いように思う。
もしかしたら、最初から出版を計画していたのかもしれない。
とりあえず買ってきた。

もう一つびっくりしたことは、岩崎夏海の表紙を久米田康治が描いていたこと。
岩崎夏海って、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を書いた人。
久米田康治は、『絶望先生』と『かってに改蔵』の人。

エースの系譜』という本なんだけど、こっちは買わなかった。


サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)
(2009/05/30)
河野 裕

商品詳細を見る


結構練られていた本。

舞台は咲良田町という、超能力者が住む町。
ただしそう大層なものではなく、日本中どこにでもある町に近い。
普通のラノベだったら壮絶なバトルやらがあるところだと思う。
けれどもどちらかといえば、そういうシーンは小規模だった。

超能力という非日常の要素が、ほぼ日常的に扱われる。
物語の始まりも、ある人が「事故に遭った猫を生き返らせてほしい」と超能力者に依頼するというものだったし。
そして「リセット」という能力を使って、主人公たちは世界を三日間だけ遡らせる。

しかし、事態は「猫の蘇生」だけに留まらなかった。
そこからまた奇妙なことが起きてきて、事の真相を探るというのが、大まかな話。

特別キャラが立っていたわけではないけれど、面白かった。
文章も文学的なほう。
視点の切り替えが多いから、三人称にして正解だと思う。

ただ、ちょっと三人称の使い方が気になった。
三人称には、「神の視点」と「一元的視点」の二つがある。
神の視点というのは、言うまでもなく作者の視点で物語を進めること。
一元的視点というのは、ある程度はキャラクタの視点から書くこと。
『サクラダリセット』は、間違いなく後者。

しかし、あまりにもキャラクタ的視点が強いように思う。
言ってしまえば、一人称っぽい。
だから、主人公の視点で物語が進んでいるかと思えば、急にヒロインの視点になったりする。

これはサクラダリセットの問題ではなく、ラノベの問題だと思う。
ライトノベルの風潮って、一人称と話し口調で巧みに「軽さ」を出しているものが多いから。
そういう部分を三人称に持ち込むと、視点がぶれちゃうんだよね。

だから私は神派。


コメ返。

ヒプホさん
まあ、ただ失せるだけでは法も何もあったもんじゃありませんよ。
失せろという感情は同じですが。

客観的に視れば、関係のないことで炎上している場面も多々ありますけどね。
記事にも書いた通り、寄付先が日本ユニセフって時点で、マネーロンダリングが確定しているように取りざたされたりしてます。
それ以前にアグネスはネットの住民なんかガン無視してるでしょうけど。

日本ユニセフはまじで信用なりませんって。
「どうせ――するんだろう」という言い方はあまり好きではないのですが、それでもやっぱ今までの行動からすれば。
狼少年みたいなもんでしょうか。


シュウ
莫迦どころか、立派な偽善。
しかも現在進行形だからね。
ほっとけないんだよ、色々と。

だよね、だよね!
空の境界で抜け出せなくなったわ~、もう。
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No title

久米田先生の表紙絵驚きです。
もしドラは読んだことないんで著者についてはなんとも言えませんが、私は表紙だけでも気になっちゃいますね。文庫であれば買っていたかもしれません。

サクラダ読みましたか。
私の一押しだったので「面白かった」との評価がもらえて嬉しかったです。
視点については、私もまさしくサクラさんと同じ印象を受けました。
一人称に変えてもほとんど違和感がないぐらいの三人称ですよね。
最初読んだときは衝撃だったのですが、今はむしろ、それがしっくりきて気に入っています。
でも確かに、ラノベで神視点の三人称は少ないように思います。
今まで読んだ中では、犬村小六先生の飛行士シリーズがとても素晴らしい文章でしたね。

No title

くめたんの表紙とか買っちゃうじゃないですか……。
まあ、買いませんけど。

サクラダ読まれたんですね。
自分もつかボンさんに勧められて、読もうと思いつつまだ読んでなかったりします。
ライトノベルの三人称って珍しいですよね。
今まで読んできたものにはなかったように思います。
ミステリではかなりたくさんあるんですけど。
これも良い機会ですし、今度読んでみますね。
プロフィール

千石サクラ

Author:千石サクラ
◆1993年3月30日生。B型。
鳥取県出身、京都市在住。
高校在学中、講談社にて新人賞を三つ受賞する。電子書籍『BOX-AiR』に処女作が掲載され、作家となる。
◆高校を卒業後、上洛する。

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